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スポルティーフ、フォールディングバイク、クロスバイク乗り回す学生サイクリストのブログ。毎日自転車通勤通学。

【理科実験】卵の殻を溶かしてみた  

今回は酢酸と呼ばれる酸を含む酢を利用して卵に浸けて卵の殻を溶かしてみた。

準備したものは市販の卵、コップ、酢。
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まずコップに卵を入れる。卵が十分に浸るまで酢を入れる。このまま冷蔵庫に入れて一日待つ。
ところが後に調べてみると冷蔵庫に入れる前にラップをかけるべきだった模様。













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一日経過して酢を新しいものに交換。コップからは泡が観測される。さらに二日待つ。
















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2013_04_10 003_R


実験開始から三日経過したところでいったん水道水で洗って観察してみる。が、まだ完全に溶けていないみたいだ。

2013_04_10 004_R

ライトを当ててみると、黄身のところが濃く見える。












CIMG1133_R.jpg

CIMG1139_R.jpg

実験開始から五日経過したところで、再びコップから卵を出して水道水で洗うと、今度は完全に固い殻は無くなっていて、代わりに薄い膜が残っていることが観察された。元の卵より若干大きくなった?

CIMG1138_R.jpg
触ってみると弾力性がある。

CIMG1134_R.jpg
CIMG1135_R.jpg

ライトを当てることで金の卵になる。黄身が透けて見える?





これは次のように説明される。
卵の殻の主成分は炭酸カルシウムでできている。
酢には酢酸が含まれていて、この酸が炭酸カルシウムを溶かして、二酸化炭素を発生させる性質がある。高校化学でいう弱酸遊離反応である。
弱酸遊離反応とは強酸が弱酸の塩(えん)を追い出して、弱酸の塩が弱酸に、強酸が強酸の塩になるという反応のこと。

今回の反応を反応式で表せば

卵と酢酸

これは
(弱酸の塩)+(強酸)→(弱酸)+(強酸の塩)
という反応が起きている。強酸って硫酸、塩酸、硝酸じゃなかったの?という疑問が生じるが、ここでいう強酸・弱酸は相対的なものである。
あくまでも、酢酸は炭酸よりも酸の強さが大きいので強酸と呼んでいるのである。

以前の理科実験:10円銅貨をいろいろな調味料に浸けてみた。の最後に高校化学でよく出る酸の強さの大小関係を載せた。

塩酸・硫酸>カルボン酸>炭酸>フェノール類


これを見れば酢酸が炭酸よりも強い酸であることが明らかである。
※酢酸はカルボン酸の一種。

反応式を見ると、二酸化炭素が発生していることが分かる。
これは実験で卵の殻の表面についていた泡の正体だったのである。


卵の構造を見てみる。
卵の構造

卵の殻と白身(卵白)の間には、卵殻膜と呼ばれる膜がある。
酢酸は殻は溶かせるが、この膜までは溶かすことができない。こういうわけで卵の形は保たれるのである。
殻や膜には、ヒナが呼吸をするための目には見えない小さい穴が開いている。
酢につけておくと、この穴に酢の水分が入り込み、卵は元の大きさよりも若干大きくなるのであるが、そこまで大きくなっているかな。

ちなみにこの実験で使用した酢も卵も食べられます。薄い皮の中身をかき混ぜたものを酢卵といって、ドレッシングに利用できる。
この酢卵、美容や健康によい(疲労回復など)らしく商品化されているようです。

今回の実験結果だが、家の冷蔵庫が壊れていて、冷蔵庫が冷凍庫の状態になっているので、酢が凍ってしまい時間がうまくいかなかった点もあった。
具体的にはライトをあてると黄身が透けてみえる、元の卵より大きくなる、2、3日でできるという点。
機会があればまたやってみようかな。



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Posted on 2013/04/25 Thu. 00:00 [edit]

category: 実験

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